心と体

久々のふつう日記。

しばらく文章と離れていたので、どうやって書き始めればいいのか忘れてしまいました。でもそれは時を経て柔らかくなった布地の切り口みたいに、手でなぞるにつれて柔らかな記憶の糸がその存在を知らせてくれます。

ふわりふわりと微風に乗る切り口が、ここが最初だと教えてくれる。まるで初めの印のように揺れる。指先で触れるか触れないかのうちに、零れ出すようなエネルギーが流れていき、細い細い毛羽立った糸の流れが、心の表面をくすぐるように滑っていく。

書く、ということは、癒しなのではないかと思います。思う、だけではなくて、実際に心のボロボロになった個所を修復してくれている実感があります。
きっと、誰にも言えない心の内を、ゆっくり聞いてもらえるから。いつまでかかってもいいから、一番言いたい言葉を言えと、待っていてもらえるから。
優しい返答を待っているわけではない。誰かほかの人に読まれなかったとしてもいい。ただそこにつぶやく場所があることが、小さくても自分が存在していてもいい場所があるのが大きな救いなのではないかな、と思うのです。

久しぶりの場所に、さびしいことは置いておきたくないので、暖かいものだけ。
真っ白なぬいぐるみ、ポカポカした天国みたいな午後の日差し。
ぼんやりと夢に引き込まれそうになる意識と、優しく包まれる毛布の暖かさ。
踊るように揺れる楽しげな写真たち。花の香りのする紅差し。空間がつながっている安心感。

多分、こんな風にして時間は流れて行くんでしょう。
浮かぶ者には気がつかないほどの蛇行を繰り返し、緩やかに。
さびしくても悲しくても、変わらずに流れていく。
それなら出来るだけ明るい空を見て。
どんなに真っ暗になってしまったと思っても、瞼を開けば光があるはず。

明日はもう少し、明るくなるといいなと思います。

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